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竹ひごを編んで作られた箍がアクセントに。
上品な仕上がりのお櫃です。
竹は、手間はかかりますが丈夫な「ぐい編み」の組み箍で巻いていきます。
信州木曽の厳しい気候に育まれた桶の最適材「木曽さわら」と、自らの目で選んだ竹を使い、青木康雄の桶ができあがります。
桶になった時の木の動きも職人の技と勘で読んでいます。
お櫃にさわらが使われるのには理由があります。
*吸水性がいい
炊き立てのご飯の余分な水分を吸ってサラッと仕上がります。
*通気性がよく保温力が高い
味を落とすことなく、長時間おいしく保ちます。
*耐水湿性・耐酸性が高い
耐久性が高いので、長くお使いいただけます。
また、さわらは香りが控えめなので、食材や料理ににおいが移る心配がありません。
特に長野県木曽のさわらは江戸時代から桶職人の間で、飯台とお櫃に最適と定評があります。
使用後のお手入れ方法
1.粉末クレンザーと棕櫚のたわしを使い、桶の内側と外側、箍の部分を丁寧に洗います。洗浄後、桶の内側を拭いてから、消毒用アルコールを霧吹きしてくと、黒ずみやカビの発生を抑制できます。
2.風通しの良いところで十分に日陰干しをします。
3.直接空気に触れさせないために、紙か綿布などに包んで保管します。
保管場所は温度変化が少なく湿度の安定した所が最適です。
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