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暮らしの道具

2018.06.01

「47 REPAIR & CARE 」展に行ってきました。

47repairandcare

『47 REPAIR & CARE -47都道府県の修理と手入れ展-』に行ってきました。

渋谷ヒカリエのd47 MUSEUMへ。

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山一(長野)は「木製まな板の削り直し」を展示していました。

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山一
1971年に信州木曽の南端、南木曽にて創業。毎日の暮らしの中で、その存在が当たり前になるような暮らしの道具を作り続けている。そして、長い年月をかけ木を育て、伐採し、また植林をするというサイクルの中で「木の香りとやさしさを生活にする」ことをテーマに商品づくりを続けている。

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まな板に使われている木材は、木曽桧の天然木ならば樹齢250年以上、他社の製品でも樹齢100年前後の製品が多いです。そのような高樹齢の木材から生まれるまな板を使い捨てのようにせず、削り直して使うことで、3倍以上の期間活躍してくれます。
少し手間がかかりますが、道具の命は使い手の愛着と、手入れの心で決まります。

棕櫚のたわしで有名な髙田耕造商店(和歌山)は「束子洗い」を展示。

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髙田耕造商店
1948 年創業。紀州野上谷の棕櫚を使ったタワシ等日常生活に 密接に関わる日用品を製造・販売している。純国産紀州野上谷 産の棕櫚を使った最高品質の束子は、パームヤシではできない 柔らかさが特徴。

日々の手入れに使える繊細な棕櫚たわし。木製品やお皿、ガラスコップや鉄鍋、テフロンのフライパンや、水筒などに付着した茶渋落とし、またお野菜の泥落としなど、用途に合わせてサイズや形を選んで使える。

他にも、魅力的なお直しや修理方法がたくさん。

締め直し(徳島)

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漆継ぎ(岩手)

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染め替え(沖縄)

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繕い(石川)

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ものを直しながら長く使うことって大切だと改めて感じました。
ものが溢れる今の時代、ものが壊れたり汚れたりしたらまた買えばいい、と思うかもしれません。だけど、良いものを長く大切に使い続けることって素敵なことだと思います。
ものに対する愛着や作り手への敬意は自分自身の糧にもなる気がします。私も、ものを売るという立場として、お客様に長く使っていただくために、道具の日々のお手入れ方法なんかもご紹介していきたいと思っています。

まな板の削り直しは当店でも受け付けております。
使い込んで黒ずんだり、真ん中がへこんでしまった木製のまな板を削り直します。
木製のまな板は、削り直すと新品のような使い心地が戻ります。

★詳細はこちらのページをご確認ください。